法教育とは、法律の専門家ではない一般の人たちに、「法律を理解してもらうこと」そして、「法的なものの見方・考え方を教育するもの」です。

法律は一見堅苦しく、とっつきにくいイメージを持たれがちですが、実は私たち市民の生活の基本であるといえます。法律や司法制度などの基礎となっている価値や法的なものの考え方を知ること、また法的な権利やそれに伴う責任について知ることは、自らの『自由活動範囲』を広げることにつながるのです。そして今、この法教育によって得られる利益を、将来を担う子どもたちに伝えることが必要なのではないかと考えています。

「法教育とは、」と先にも述べましたが、具体的にどのようなものか分からないというのが正直なところだと思います。まず、法律が私たち市民の生活の基本である、ということについてですが、私たちの日常生活の中にある様々なルールは、法律やその考え方を基に構成されています。さらにその「日常生活の中にある様々なルール」は、言い換えれば「社会のルール」でもあるのです。つまり、法教育によって法律を理解し、法的なものの見方・考え方を学ぶことは、「社会のルール」を身につけることにつながると考えています。

ではなぜ今、子どもたちに法教育をすべきなのか。その必要性について、もう少し掘り下げてお話します。
昨今の急速なネット機器(スマホやパソコン、タブレット、オンラインゲーム機など)の普及により、社会問題となっている子どもたちのネットトラブル。その問題の多くは、子どもたち自身が、違法性のある言動を理解していないが故に引き起こっています。例えば、個人情報への意識の低さや、ネットを公共の場だと捉えられず、いつもの悪ふざけの延長で動画を公開してしまったり、掲示板で他人を誹謗中傷してしまったり。こうしてネット上にアップされたものは、投稿者が未成年であろうと関係ありません。ネット社会にも実社会のルールが適用され、ルールを無視した投稿は違法性のある投稿だとジャッジされます。すると、不特定多数に拡散され、糾弾され、投稿者は見も知らぬ他人に個人情報まで調べ上げられ、ネット上に晒されるのです。恐ろしいことに、これらの情報はこの先も半永久的にネット上に残り続けます。これが「デジタルタトゥー」といわれるものです。取り返しのつかないことになる可能性も大いにあり、人生を左右される問題です。実社会なら少年法が適用されて守られる部分もあるでしょう。または、「相手は子どもなんだから」となるかもしれません。しかし、ネット社会は大人も子どもも関係ないのです。

この現状こそが、子どもたちに法教育が必要であると考える理由です。ネットトラブルへの一番の対策は、とにかく未然に防ぐこと。前述の通り、子どもたち自身が違法性のある言動を理解していないことが問題です。それを未然に防ぐ手立てとしては、「子どもがネット社会に足を踏み入れる前に社会のルールを身につけること」が、有効な策となると考えています。

当事務所では「親子のための法教育」に取り組んでいます。
ネット社会に出る前の子どもたちにこそ法教育が必要と考え、親子で法教育を身につける取り組みを行っています。その保護者のサポートをするための専用窓口として「親子のための保健室」という専門サイトを開設しました。

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メール相談期間中は何度でも無料です。
漠然とした不安や心配事など最初から上手く書くことは難しいと思うので少しづつ思っていることを書き出していってください。文章にすることで気持ちが整理されたり、自分の思っていることが明確になっていきます。
5.メール相談期間終了
期間終了後、ご希望でメール相談の延長もしくは親子のための契約書の作成に入ります。
6.親子のための契約書作成
親子のための契約書はお子さまでもわかる言葉で作成します。
内容は取り決めたことの記載と、それに係る法律をわかりやすく記載します。

定型的なものではなくご相談者様のご要望に合ったものにいたします。
完成しましたらお子さまと一緒に読んでみてください。
最後に親子で署名捺印して完成です。